注目の新譜CD

国内盤新譜

J.S.バッハ:カンタータ集

BF-ドイツ・ハルモニア・ムンディ BVCD-31003
2,854円
1月24日発売
曲目:
第9番「我らに救いの来たれるは」
第94番「我いかで世のことを問わん」
第187番「彼らみな汝を待ち望む」
演奏者:
Cd シギスヴァルト・クイケン、ラ・プティット・バンド
S 鈴木美登里
Ms マグダレーナ・コツェーハ
T クヌート・ショッホ
Br ヤン・ファン・デァ・クラッベン

推薦者からコメント

ラ・プティット・バンドによるバッハのカンタータ録音は久し振り。 シギスヴァルトによる王道とも言える解釈が期待される。 またソプラノソロとしてBCJでも活躍している鈴木美登里が 抜擢されているのも注目。 (宮内)

ラモー:カンタータ「焦燥」&「テティス」

To-ヴァージン・ヴェリタス TOCE-55211
2,200円
1月24日発売
演奏者:
Cd クリストフ・コワン、リモージュ・バロック・アンサンブル
S サンドリーヌ・ピオー
B ベルナール・デレトレ

推薦者からコメント

かつて仏ハーモニックからリリースされていた録音の再リリースするシリーズの一つ。 貴重な録音が多く、国内盤になるのは嬉しい限り。 ラモーのカンタータもフランスバロック時代の名曲の一つであるが、 これまで国内盤はほとんど見当たらなかった。コワン、ピオーら 比較的若手の気鋭演奏家によるこの録音はフランスの香り高いこの曲を 楽しむのに最適といえるだろう。 (宮内)

ラモー:3つの大モテット集

To-ヴァージン・ヴェリタス TOCE-55213
1,800円
1月24日発売
曲目:
「神は私たちの避けどころ」
「どれほど愛されていることか」
「主が連れ帰られると聞いて」
演奏者:
Cd エルヴェ・ニケ、コンセール・スピリテュエル
S ヴェロニク・ジャンス
T ジャン=ポール・フシェクール

推薦者からコメント

上記のカンタータと同じく、仏ハーモニックの録音の再リリース。 こちらも国内盤ではほとんど見当たらないラモーのグラン・モテの録音。 歌手はどちらもレザール・フロリサン出身でフランスバロックは得意の レパートリー。特にフシェクールはフランスバロックに特徴的なオートコントル というハイ・テナーの音域を実声で歌いこなせる貴重な歌手。 バロック時代のフランスの宗教曲を知るにはうってつけ一枚。 (宮内)

J.S.バッハ:アリア&カンタータ集

To-ヴァージン・ヴェリタス TOCE-55214
2,800円
1月31日発売
曲目:
第43番「歓呼の内に神は昇天したもう」
第82a番「われは満ちたれり」
第212番「おいらは新しい領主様をいただいた」
演奏者:
Cd ファビオ・ビオンディ、エウローパ・ガランテ
T イアン・ポストリッジ

推薦者からコメント

イタリアを代表するバロックヴァイオリン奏者ビオンディ率いる エウローパ・ガランテによるバッハ・カンタータ演奏。ビオンディは声楽曲の レパートリーにもバッハ作品にも積極的であるが、カンタータの録音は 記憶にない。世俗カンタータの豪快な演奏が期待されると共に、 82番のような深い信仰心を伴う表現が求められる作品の解釈がどうなるかが 注目される。 (宮内)
[ M.A.B Home Stage] [1月号目次]