注目の新譜CD

国内盤新譜

ドミニク・ヴィス フランス歌曲を歌う

K-フランス・ハルモニア・ムンディ KICC-210
3,000円
1月22日発売
曲目:
プーランク「陽気な歌」
ラヴェル「ロンサールここに眠る、ニコレット」
シャブリエ「暗い小径」
他全14曲
演奏者:
CT ドミニク・ヴィス
P 藤井一興

推薦者からコメント

日本でも超人気のカウンターテノール、ドミニク・ヴィスのソロアルバム。 シリーズ3枚目となる今回は、近現代のフランス歌曲を集めた録音。 ヴィスが歌うとなると、これまで聴き慣れた曲も新鮮な気持ちで 聴くことが出来るだろう。その個性的な声でどのような表現を 見せてくれるのかが楽しみな一枚。(宮内)

ブラームス:ドイツ・レクィエム

K-フランス・ハルモニア・ムンディ KICC-370
2,800円
1月22日発売
演奏者:
Cd フィリップ・ヘレウェーヘ、シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ、
シャンゼリゼ管弦楽団
S クリスチーネ・エルツェ
Br ジェラルド・フィンレイ

推薦者からコメント

ヘレウェーヘが手兵を率いて演奏するブラームスの名曲。 バロック音楽、特にバッハからの影響を強く受けたブラームスの作品を、 深い解釈では定評のあるヘレウェーヘがどのように演奏するかが 注目される。ドイツレクイエムの古楽器オーケストラによる録音では、 すでにガーディナーが高水準の演奏を残しているが、ここでは それとは一味違った演奏を聴くことができるだろう。 96年のライブ録音。(宮内)

シューベルト:ミサ曲第3番&第4番

S-ヴィヴァルテ SRCR-1771
2,300円
1月22日発売
演奏者:
Cd ブルーノ・ヴァイル、エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団、ウィーン
少年合唱団
T イェルク・ヘリング
B ハリー・ヴァン・デル・カンプ

推薦者からコメント

シューベルト生誕200年に合わせたミサ曲全集の完結編。 シューベルトの作品の中では比較的聴かれることの少ないミサ曲を、 全曲まとまった形でこれだけの高水準の演奏で聴くことができる というのは大変貴重。ヴァイルは、バロックからモダンまで振れる 中堅の指揮者として知られている。(宮内)

ワン・ヴォイス 中世トルバドゥール、トルヴェールの愛の歌

Po-オワゾリール POCL-1716
2,500円
1月25日発売
曲目:
デ・ボルネイユ「暁の歌」
ルーデル「5月、日が長い時」
デ・ヴェンタドルン「ひばりが飛ぶのを見る時」
ファイディ「それは重い責任」
他全12曲
演奏者:
S キャサリン・ボット

推薦者からコメント

安定した力を見せるソプラノ歌手キャサリン・ボットが、 たった一人の声で紡ぎ出す中世音楽の世界。トルバトゥールとは、 現存する世俗曲の中では最古期に属する曲で、中世フランスで 活躍した吟遊詩人と呼ばれる人々が愛をテーマに歌っている。 この時期の音楽は、演奏者の解釈が演奏を大きく左右するだけに ボットの解釈はどんなものであるかが注目される。(宮内)
[ M.A.B Home Stage] [1&2月号目次]