M.A.B. Soloists WWW Site
音楽資料室中世ルネサンスバロック古典・ロマン派近現代解説項目

ルネサンス

時代背景
ルネサンス音楽概観
作曲者とその作品
Dufay
  生涯
  音楽史上の位置
  Nuper rosarum flores
Ockeghem
  生涯
  音楽史上の位置
  Missa Pro Defunctis (Requiem)
Josquin des Prez
  生涯
  音楽史上の位置
  La deploration sur la mort de Johannes Ockeghem
  Missa Pange Lingua
Palestrina
  生涯
  音楽史上の位置
  Dum Complerentur
Lassus
  生涯
  音楽史上の位置
  Pater Abraham
Byrd
  生涯
  音楽史上の位置
  Ne irascaris Domine
Victoria
  生涯
  音楽史上の位置
  O magnum mysterium

Missa Pro Defunctis (Requiem)
死者のためのミサ曲(レクイエム)

最終更新日: 2002年3月24日
[Ockeghem]->[Missa Pro Defunctis]

データ


ラテン語
演奏時間   キリエ約5分
声部   4声 (T,T,B,B)

解説

現存する最古のポリフォニーで書かれたレクイエム。成立年代は不明だが、 ルイ11世の治世の頃ともいわれる。グレゴリオ聖歌の旋律が原則として 最上声部に置かれ、二声から四声のポリフォニーが展開されている。 その声部数の変化にも工夫が凝らされており、この曲の特徴の一つと なっている。なおこの時代は死者のためのミサの形式がまだ統一されておらず、 地域ごとにばらつきがあった。そのためこのオケゲムの作品も 現行のレクイエムとはかなり形態を異にしている。

(宮内)

作曲技法  
推奨音律   ピタゴラス音律
教会旋法   リディア旋法
推奨される歴史的発音   14世紀から15世紀末のフランスラテン語

資料

M.A.B. 演奏
(冒頭 1分間、au 形式、480k)

Copyright © 2002 M.A.B. Soloists, All Rights Reserved.